講習会・研修会

講習会・研修会のご案内

インプラント全盛期にあって一本の歯の重要性に対する要求が増しています。患者さんは歯を残すことの重要性を改めて認識しています。残さなくてはいけない歯、残してはいけない歯、残す努力をすべき歯を的確に診断し、最善の努力をすべきです。
当研究所が主催する各種のエンドコースは米国Pacific Endodontic Rsearch Foundationの研修カリキュラムに準拠し全てのコースで歯科用顕微鏡を導入して行われます。

現在募集中のコース

コース詳細

① PERF JAPAN 50時間 オフィシャルコース(18期)

期 日
2024年9月から2025年1月 全10回 10日間
定員:10名
受講料:¥680,000 (消費税込み¥748,000)
資料・実習・昼食

日 程 (土日です)
9月28日、29日
 9月22日、23日(変更となっています)
② 10月12日、13日
③ 11月23日、24日
④ 12月21日、22日
⑤ 2025年1月25日、26日


東京歯科産業研修室
〒101-0021 東京都千代田区外神田6-10-5

申し込み
・メール申し込み先 : perfendoj@yahoo.co.jp
・FAX :050-3085-8407
*残席わずか、お申し込みは早めにお願いします。

東京歯科産業 実践マイクロスコープセミナーを開講します。
詳しくはwebをご覧下さい
https://www.tokyodental.co.jp/seminar/1298/
https://www.tokyodental.co.jp/seminar/1299/

② エンド塾3講 根管の開け方

日時:2024年11月3日 10時―16時
会場:東京歯科産業研修室
募集人員12名 2名で1台のマイクロスコープを使用
講習費:¥65,000(資料集および実習機材、昼食)

講義:
・根管は開ける必要があるのか
・空かない根管の病態
・EDTAで根管が空くという都市伝説
・レッジコレクト・リカバリー
・根管を空けるための機器と操作
・根管清掃 MDA+EDDY
・ニッケルチタンファイルの選択とパス形成,作業長
・痛みと根管

実習:
・天然歯および模型によるスカウティングと
 パスファインディング実習
(実習歯は開催者で用意します)
・レッジコレクトリカバリー

③ 寺内先生特別講義「予知性のある破折器具除去法とレッジバイパス形成法」

寺内先生特別講義(限定5名まで)

PERF-JAPANコース17期では寺内先生による特別講義を企画しています。
日時は7月13日、お時間は17時〜18時30分の90分を予定しています。
また終了後19時より近隣で懇親会を予定しています。

せっかくの機会ですのでPERFメンバーで少人数, 希望の方の参加を募集します。
既に申込の方もいらっしゃいますので早めにお申し込み下さい。

PERF-JAPANのHPよりお申し込み下さい。
聴講費・懇親会費を含めまして¥9000です。当日会場にてお受けいたします。

テーマ「予知性のある破折器具除去法とレッジバイパス形成法」

抄 録:
 器具の破折やレッジ形成は根管形成中に何の徴候もなく起こる偶発症である。器具破折やレッジが生じると根尖側根管に器具を挿入することができなくなるため、根管の清掃が困難になり根管治療を完了することができなくなる。特に再治療において根尖透過像が既に存在する症例では感染除去ができなくなれば治療予後は不良となる。多くの臨床研究から破折器具除去やレッジ根管のバイパス形成は根管の湾曲度やそれらの位置により成功率にばらつきあり予知性がないことが報告されている。しかし、それらの要因に適応した処置方法をおこなうことで成功率のばらつきがなくなり予知性が向上したことも報告されている。無計画の状態で対応処置をおこなえば、かえって新たな偶発症を招いたり悪化したりすることもあるが、診査診断を基にした適切な治療計画をたてて破折器具除去やレッジ除去をおこなうと予知性の高い結果が約束される。そこで今回の講演ではそれらの偶発症に対する予知性の高い対処方法をエビデンスベースに紹介したいと思う。
(寺内先生)